2023年、花組で”うたかたの恋”が上演されます。
宝塚歌劇の”うたかたの恋”はこれまでに何度も上演されている人気の作品です。
今回の公演もまた、どのようになるのか、楽しみです。
理解が深まるほどに面白い宝塚の舞台
宝塚って、同じ演目でも演じる方によって違うので、何度見てもまた楽しめるところが不思議なところ。
映画やドラマだと、何度見ても見る角度も同じですし、とにかく同じなのでそうそう何回も見れないのですが、舞台は、毎回違って、宝塚は特に、回を重ねる度に面白さが増していきます。
上演中にカフェブレイクやタカラヅカ・スカイ・ステージで新たなこぼれ話を聞い日には、もう一回確認したくなります。うまい戦略!でもチケットがないのですが。
知らない演目を観るよりも、前に観た演目を観る方が面白いし、同じ公演でも日によって違うので、何度見てもどんどん面白くなるという、不思議なのですがそうなのです。
これだけリピーターの多い舞台は世界中探しても宝塚だけだと思います
上演回数が多いと、ジェンヌさんも研究が深まり、上演のたびに進化しますし!
というか、一回の舞台ではとてもとても隅々まで見れないのですよね・・・。
舞台のはじっこの方にいる下級生とか、出番が終わってはけていく人とか、これから登場しつつある人とか、舞台上で中心になっていないすみっこの場面の人とか、隅から隅までだれもが役になりきって演じているので(しかも登場人物が多い)本当に、目がいくつあってもたりないのです。
特に私は、真っ暗なところで次の出番をスタンバイするスターさんを見つけるととても嬉しい!
貴重なチケットを活かしきる。
それはさておき、幸いにもチケットが取れた場合、それはもうほんとうに幸運なのです。
なかなか取れないのです。
せっかくのその幸運を、味わいつくさないともったいないですよね。
是非過去の作品を事前に観たり、原作を読んだり、外で作られた同じお話を見たりして臨んだ方がいいのです。
知れば知るほど面白い!これは人類共通の本能なのです
せっかくの舞台を、
あれ?この人は・・・・えーっと。。。
って、ストーリーを追う時間、理解する時間にあててしまうと、とってももったいないので、舞台ではジェンヌさんに集中できるように、事前学習、大事です。
1時間半の舞台はかなり凝縮されたものになるので、その背景がすんなり理解できると、ほんの一言のセリフの持つ意味とか、その役の性格とかつかめて、面白さ倍増です。
本公演の舞台も、できれば最低3回くらいは見たいですが、それはなかなか難しいですね。
私は東京なので、少なくとも東京で観る前に大劇場のライブビューイングかライブ配信は見てから東京の公演を観ることにしています。
初見が本舞台は、もったいにゃいよな。
できれば複数回、無理なら事前にライブビューイングやライブ配信で観て、本公演を観ると最大限貴重な公演を楽しめると思うのです。
うたかたの恋の原作
原作はフランスの作家クロード・アネ(Claude Anet)の小説『うたかたの恋』(原題:mayerling)。
舞台は1888-89年のフランスです。
1936年にフランス映画「うたかたの恋」
1957年にアメリカでオードリー・ヘップバーン主演のテレビ映画「マイヤーリング」
などが製作されています。
宝塚歌劇でのこれまでの上演
宝塚では、これまで何回も上演されているようです。
初回が1983年ですから、40年ほど前からになります。
エリザベートの上演回数は10回ほどですが、こちらも何回も上演されているのです。
上演年 | 組 | ルドルフ | マリー | 脚本・演出 | ここでレンタル! |
---|---|---|---|---|---|
1983-84 | 雪 | 麻美れい | 遥くらら | 柴田侑宏 | |
1993 | 星 | 紫苑ゆう 麻路さき | 白城あやか | 柴田侑宏 | |
1999 | 月 | 真琴つばさ | 檀れい | 柴田侑宏 | |
2000 | 宙 | 和央ようか | 花總まり | 柴田侑宏 | |
2006 | 花 | 春野寿美礼 | 桜乃彩音 | 柴田侑宏・植田景子 | Rakuten TVでレンタル |
2013 | 宙 | 凰稀かなめ | 実咲凜音 | 柴田侑宏・中村暁 | prim videoでレンタル |
2018 | 星 | 紅ゆずる | 綺咲愛里 | 柴田侑宏・中村暁 | prime videoでレンタル Rakuten TVでレンタル |
2023 | 花 | 柚香 光 | 星風まどか | 柴田侑宏・小柳奈穂子 |
うたかたの恋は、全国公演とか別箱のイメージがありますが、本公演では今回が2度目です。
貴族のお話ですから、衣装なども、とっても豪華なのではないでしょうか・・・。
わくわくしますね!
いくつかの上演は動画配信でレンタルもできるようです。
いくつか観てから、次回の上演を楽しみにしたいと思います!
また、このお話の原作となっている、クロード・アネの「うたかたの恋」は映画や本にもなっています。
本を聴く、というのはいかがでしょう?
本をなかなか読む時間がない方は、audibleはいかがでしょうか?
私は、移動中や何か作業している時は、宝塚の楽曲を聞くか、audibleで聞く読書をしています。
audibleは、amazonのサービスの一つで、月額会費は1,500円の定額で12万冊の本の中から好きな本が聞き放題です。
聞くスピードも0.5倍速から3.5倍速まで、好きな速度を選べます。
優しい内容で、聞きやすいナレーションだとかなり早く聞けます。
本を読もうとすると、そもそも歩いている時や運転している時、自転車に乗っている時、運動している時、家事をしている時など無理なのですが、聞く読書であればいつでも聞けるので、すっかり遠のいていた読書習慣ですが、聴くことならできるようになり、いろいろな本が聴けるようになりました。
イヤホンはワイヤレスで邪魔にもなりませんし、本当に便利な世の中になりました。
読書しようとするとなぜかすぐに睡魔に襲われてしまってちっとも進まなかったのですが、Audible、おすすめです。
Audibleで”うたかたの恋”
このAudibleの中にも、原作の「うたかたの恋」が聞き放題対象作品でありますので、聞いてみるといいと思います。
このお話の主人公、ルドルフはエリザベート皇后の息子ですが、この時代、この一族が背景となった物語は宝塚歌劇でも、外の舞台でもたくさんあります。
代表的な作品はエリザベートですが、ベルばらしかり、ハプルブルクの宝剣とか、ナポレオンなどもつながるし、そうすると太陽王などもあるし、この時代のお話を知っておくとさらに観劇がおもしろいものになりそうです。
そのままモバイルで聞くこともできますし、出かける前に自宅のwifiでスマホにダウンロードしておけば、データ量の節約もできます。
1,200円で単品購入して聞くこともできますが、30日間のおためし会員に登録すれば、30日の間無料で聴き放題、うたかたの恋も聴き放題作品に含まれます。
本ページの情報は2024年1月時点のものです。最新の配信状況は表示先サイトにてご確認ください。
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